stara dnevnik

はてなダイアリーで書いていたものを移行しました

袖珍博物館



長安道路から建国北路の交差点を曲がって歩き到着。



袖珍博物館



バスで降りたの手前すぎて超歩いたけど無事に着いてよかった。ビルの中にあるのね。ビルの中に入り博物館の入口が地下に向かって設けてあるのでそちらを降りる。





なんか思ったより、なんていうか、遊園地のアトラクションっぽい雰囲気なんですけど、大丈夫かなあ。でもまあせっかく来たので入るよ。入口で180元を払い、ドアを開けると





うひょー!
そう、袖珍博物館とはミニチュアアートの博物館なのです。袖珍っていうのはポケットの意味で転じてミニチュアを指すらしい。英語では「Miniatures Museum of Taiwan」。世界各地のドールハウスやミニチュアなどを集めたアジアで唯一の博物館なのだそうで、世界でも2番目の規模らしい。ミニチュア大好き模型大好きドールハウス超好きの私にはもう涎ダラダラの博物館なのです。


入るとすぐに、1800年代に作られたドイツのドールハウスをはじめとした歴史的にも貴重なものが並んでいて、大きなドールハウスなどがドンドーン。大体のものに日本語でも説明書きが付いているので説明などもわかりやすいです。
そんな中、私が特に魅入られたのはこれ。





袖珍博物館に来た



壁に作られて額に飾られたルームボックスと呼ばれるもの。テーマのついた部屋のミニチュアなんですが、これがすごーく精巧に作られてて見てるだけでたまらんのですよ。この博物館はフラッシュさえ炊かなければ撮影OKということなのでいくつか載せてみる。



テーマは「旅に出るバイオリニスト」




「明るいキッチン」
カナダのリッチモンドらしい



「ラルフ・ローレンの寝室」

ラルフ・ローレンの寝室」
これ一番好き!!!




「ブリッジの後の書斎」
鞄の造りとかすげー




「テイちゃんのお部屋」
ミニチュアinミニチュア。素晴らしい




真夏日の午後」
小物惚れ惚れするわー




「美術館」
展示品は世界的に有名なミニチュア作家のオリジナルを集めたそう



この他にもたくさんルームボックスはあってどれもこれもみな素敵。ルームボックスの作品は全部1/12です。
とにかく細かいものが細かいのがいいよねえ。


しゃねる
こういうのとか




こういうのとか



ハァハァたまらん…。
ルームボックスは壁に並んでいて、中央にはドールハウスとか、あとシンデレラとかのおとぎ話をまるごと作ったやつもあって、中でも不思議の国のアリスがかわいかったっす。



でかい




各場面が配置されてる



色々あって面白いね。人形だけ集めたコーナーとか宮殿に兵隊たくさん置いた奴とか街並みを作ってる奴とかも。あ、日本のものもあったよ。



「昭和30年の町並み」



株式会社ビリーという和風のドールハウスキットを作ってる会社からの寄贈なのだとか。
と、色々と満喫しつくした最後に出てきたのがこれっす。


「白金漢宮」
「白金漢宮」



バッキンガム宮殿!これがもうすごいのなにからなにまで。



こまけー



建物だけでもすげーと思ったんですが、裏に回ってびっくり。


「白金漢宮」裏側もちゃんとある
ちゃんと中も作ってあるー!



「白金漢宮」


「白金漢宮」



あーずっとここにいてこれ見てたい…。
マジで来てよかった…。楽しすぎた…。
図録作ってくれたら絶対に買うのになー。


すっかり楽しんで出口を出ると、そこにはおみやげ屋さん。ミニチュアグッズとか家具とか売ってるのがいいね。ただあんな圧倒的なミニチュアアート見せられたら買う気しないわw図録も探せばあったのかなあ?