stara dnevnik

はてなダイアリーで書いていたものを移行しました

台北市内まで



飛行機を降りるとすぐに左右に分かれるようになっていた。右は乗継、左は入国。意外と右に行く人が多い。そういえば前に乗ってた人はタイのガイドブック読んでたしなあ。左に行くのは殆どが台湾人のように見える。まあでも多分私も他の人から見れば台湾人だと思われてるだろうけど。中華系だと思われるのには慣れてるので気にしない。さて入国するにはイミグレを通過しないといけないのだけどイミグレまでがなんかすげー遠かった。どんだけ歩かせるのかっつうくらい遠かった。歩いてて不安になりつつも、隣に座ってた台湾人のおねーちゃんがずっと前を歩いてるので多分合ってる!と自分に言い聞かせつつ、やっとイミグレに到着。ガイドブック見ながら入国書類を書いて、審査。あっさり入国。


荷物を引き取って1万円分両替をしていざ出発。ホテルまでは空港リムジンバスで行くと安いし便利だよ!という教えに従うつもりだったんだけど、バスの表示が「Express Bus」になってて、これはリムジンバスなのか…?と悩みながらも結局その方向に行くと、待合室みたいなところでバスチケットも売ってた。4社くらい会社があってしかもどの会社にも声をかけられてテンパる。えーと、私が乗りたいのは台北駅行きの國光客運だから…と見ると一番左が國光客運のカウンターだった。ここで自分の行きたいバス停を…えーと、富都大飯店だから…うぉ、なんて読めばいいんだ!中国語の読み方わからん!そう、台湾は繁字体だから日本語の漢字と同じなだけに読めばわかるのでうっかり読み方まで考えてなかったという。結局カウンターの人にバス停の名前を見せてバスのチケットを売ってもらう。125元。日本円で約375円。


バスは既に到着していて、乗り場にいたおっちゃんにチケットを見せ、荷物を荷物入れへ。この荷物入れが行き先によって分かれてたんだけど、真ん中に富都大飯店と書いてあったのでそこへ。乗り込んだらあとは自由席なので適当に座る。最初自分以外殆ど人いなくて、バスってあんまり人が乗らないのかなーと思ったら後から後から人が来る来る。さらに次のターミナルでまた人を乗せ、座席は満席になって出発。





バスの中は冷房が利きすぎて寒い。そしてバス停のお知らせは運ちゃんの中国語のみ。これはいつ降りればいいか緊張するぜ…。手元に持ってた案内によると自分が降りるバス停は3つ目なので、それを逃さないようにしないと。といっても最初のバス停まではまだまだ先なので寝る。車内で携帯しゃべる人が多いこと多いこと。でも中国語だし何言ってるかわからないから不快ではない。不思議。そうそう、バスにはトイレもあって席もまあまあ広いし楽ちんでした。


やがてバスは高速を降りて最初のバス停に止まる。一応バス停と地図を見て確認。よし、このまま行けば次の次で降りればいいのだ。3つ目のバス停に近づくと、運ちゃんが「なんちゃらかんちゃらフートンなんちゃら」っぽいことを言う。さっきバスに乗るときもフートンどうちゃらと言われたので多分富都大飯店のことだろう。ってことでここで降りる。降りる時に運ちゃんに「ほんとにここでいいのか?」とかそういった類のことを聞かれたと思うのだけど、間違ってたらまあそれはそれだからいいかってことで。荷物を受け取って、バスを見送る。このバス停で降りたのは私とあと1人の西洋人だけでした。


さてここはどこかな…?そういえば降りるバス停は聞いてたけどバス停からホテルまでの道のりは知らない!徒歩3分とか書いてあったので遠くはないと思うんだけど、見渡しても自分の泊まるホテルは見えないし…。とりあえず手元にあった地図でなんとなくあてをつけて歩き出す。ええ、なんとなくです。何か目印のあるものを見つけようくらいの気持ちで。幸運にも、私の進んだ方向にホテルはありました。これは下手すると逆を歩いていたパターンなので今日の自分は運がいいぜ。歩いて5分以上あったけど、無事にホテルに到着。


今回のホテルはサンルート台北という、名前の通り日本のサンルートグループのホテルでありフロントはみなさん日本語ぺらぺら。まるで日本でチェックインするがごとく日本語で普通にチェックインして鍵をもらう。あと、ここのエレベーターは鍵をICチェックさせてから自分の階に止まるボタンが押せる仕組みなのでその説明を受ける。ふんふんなるほど。


そしてホテルの部屋へ!まあいたって普通のビジネスホテルでした。ホテルについては多分後述。そしてこのあとのことは次へ続く